系外惑星観測が熱い

ボイジャーの活躍などもあって、いま系外惑星観測が注目を浴びている。系外惑星は近年発見が相次ぎ既に5500個を超えているが大半は遠すぎて大気観測が難しい。そんな中で、東大などの研究チームは約40光年(天文学的にはすぐお隣さん)にあるグリーゼ12という太陽に似た恒星の周囲を廻るを岩石惑星に注目、観測を続けている。ここで得た知見は「第二の地球」の発見に役立つからだ。もし液体の水が存在するか否かの判断材料となる水蒸気の有無が観測できれば生命誕生の条件への理解が一気に進むことになる。