フジテレビ 最下位転落

東京在局のゴールデン帯(夜7時~10時)世帯平均視聴率視聴率競争ででついにフジテレビが最下位になった。これまで開局以来50年間、最下位が定位置だったテレビ東京と交替したのだ。フジ5.41%、テレ東5.48%、差はわずかだがTV界にとっては大事件だ。
承知の通り「ゴールデン」「プライム」といった看板放送時間帯の視聴率が下がればスポット売上げは自動的に落ちる。テレ東は長年低視聴率の中を生き抜いてきたから、限られた原資で番組を制作して放送するという術を身に着けているが、方やフジは王国を経験しているから発想転換が出来ない上に社内のゴタゴタが現場の士気を著しく落としている。元フジ社員は「制作現場の制作費は激減させて、役員は遊興費に領収書を切る会社に未来はない」と言い切る。いまや管理職のほとんどがコネ入社で出来損ないだから、彼らがいなくなるまでフジの復活はあり得ないと・・・