大阪大学の研究グループは「肝臓の炎症防ぐ特殊な免疫細胞を発見した」と発表した。わが肝硬変には遅きに逸しているが朗報ではある。
研究は、肝臓に腸から血液が流れ込む血管「門脈」の付近で炎症が比較的軽く抑えられていることに着目。この部分を詳しく調べたところ細菌などを捕まえて分解したり炎症を抑える物質を産み出したりする免疫細胞「マクロファージ」の1種を新たに発見した。また肥満から起きる「MASH」など肝臓の慢性の炎症がある人でもこのマクロファージが減っていることが確認できた。今後、MASHやNASHなどから肝硬変につながる病気の予防法や治療薬の開発の手がかりになるかも知れないと・・・遅かった !!
5月 02
2024
2024