五百旗頭 真 先生

防衛大学校の学校長などを務められた政治学者の五百旗頭真(いおきべ まこと)さんが急性大動脈解離のため亡くなった。適格で鋭い論説には定評があり、首相岸田が重い腰を上げて能登の現場を視察した際は「13日後に初めて現地に視察に入った。その視察から帰ってきたらまず声を上げないといけなかった。大変だぞ、普通じゃないぞ、そしてこれをやらないといけないぞ」と。岸田にはそういうところがないのがじれったい。言葉がない。ワードポリティクス(言力政治)がない」と批判していた。いちいちがご尤もな指摘だと思う。
全国におよそ190人しかいない「五百旗頭」を「いおきべ」と読める人は早々いない。老生はお顔が友人に似ていることもあって、ご活躍には相当前から注目してきた。日本の大事な人材がまた一人いなくなった。合掌 !!