月探査機「SLIM」は目標地点から約55mのピンポイント着陸に成功したとJAXAが発表した。ただ降下途中、高度50mあたりで2基ある主エンジンのうち1基で破損事故が起きて逆立ち状態で着地した。この状態はSLIMから分離された小型ロボット「SORA-Q」のカメラが撮り、もう一つの小型ロボット「LEV-1」を経由して地球に写真を送ってきた。
エンジン破損という深刻な事故を乗り越えて大きな成果を上げた日本の技術はお見事だが、柔道の受け身のように自ら倒れ込んで斜面でも着地できる「2段階着陸」のアイディアは少し無理があったのかも知れない。それとエンジン系に故障事故が多いことも気になる。もっとガンバレ、日本 !!
1月 26
2024
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