紙保険証を来秋廃止

首相岸田にはやっぱり「聞く力」ゼロ。
マイナンバーカードのトラブルが相次いで紙の健康保険証廃止の判断をいったんは保留していたが「国民の不安は消えた」として来年秋の廃止を正式に決定した。現在「マイナ保険証」の普及率はわずか5%しかないのに何をもって不安は消えたと云うのか。その廃止までの手順も複雑過ぎる。まずは現行の紙保険証、1年間(2025年)は使える。それでもマイナバーカードを持たない人には「資格確認証」を発行すると云う。明後日から暗証番号が要らないカードの発行も始まる。こんな何種類もの方式が並行したら窓口は混乱するだろうに。利用者の利便性を軽視してデジタル化を性急に進める政府に不信は増すばかりだ。