習近平ブチ切れ

習近平が長老に追いつめられてブチ切れた「北戴河(ほくたいが)会議」の内幕が次第に明らかになってきた。
北京から東へ約270キロ離れた河北省のリゾート「北戴河」で毎年夏、中国共産党の現役指導者や引退した長老や有識者が集まり党幹部人事などの重要政策が話し合われる。ここで習近平に崩壊状態の経済政策や孤立する外交政策を江沢民最側近「曽慶紅」が厳しく諫言した。会議終了のあと習近平はブチ切れ、その不機嫌な様子を目の当たりにした側近らは震え上がった由。
民主国家では国家の危機に無理無策で状況を悪化させている責任者が責められるのは当たり前のことだが、責任を部下に押し付けて責め立てるのは独裁者の世の常。皇帝 習近平に楯突く長老が出現したことは誠に結構だ。