コメダ珈琲

名古屋発「コメダ珈琲」の快進撃が止まらない。東京新橋に新店舗がオープンして全国1000店になった。当地は鯨波の国道沿いに6年前に開店した。確かに辺鄙な場所ながらいつも混雑している。どうやらマニュアルなしの柔軟な対応が受けているようだ。
「コメダ」の由来が気になって調べたら、創業者加藤太郎氏の実家が米屋さんで「コメ屋の太郎」から「コメタ」→「コメダ」になったらしい。その経営方針も独特で急拡大を支えるのが独自のFC方式。加盟店がコメダ本部に支払うブランド使用料は1席あたり月額1500円の定額制で売上げが伸びるほど加盟店側の利益が増える仕組みだ。店舗運営の裁量も大きくコーヒー1杯の価格は460~700円程度と自由度が大きい。ガチガチのマニュアル店が幅を効かせるなかで経営も店舗の造りも「ゆったり自由」が大ヒットの鍵のようだ。