角に精巧な仕掛けが…

夏の子供たちの一番人気はやっぱり「カブトムシ」だろう。雄の角は見た目というより雄同士の戦いに勝つためのものだ。相手の体の下に角を入れ、すくい上げて投げ飛ばしやすいよう先端の面積が広くなるように進化したものだ。自分の体重の10倍以上を持ち上げられるらしい。さて、その角が完成するまでの過程を、静岡大学後藤寛貴助教が研究、英ネイチャーに発表して話題になっている由。
角の細胞は増殖してゴムのように伸びるのではなく、ちょうど畳んだチョウチンを拡げるように精緻に折り畳まれた組織が伸張して完成させると云うのだと。とても精巧な仕掛けが隠されていたのだ。夏休みにピッタリの話題 !!