プーチンの狂気

ウクライナ生産の小麦はオデーサ港など黒海沿岸の港で船に積まれ、黒海から地中海さらに一部はスエズ運河をわたって、アフリカ諸国、中東、東南アジア、そしてEU諸国など世界41か国に輸出されていた。しかしプーチンの狂気は「黒海」を封鎖してウクライナ産穀物の98%を止めた。黒海(公海)封鎖はもちろん国際法違反だがもはや人類の敵プーチンは意に介せず何でもありだ。これで世界41カ国16億人が影響を受け、3千万人の餓死者が出るとも云われている。意外に最も影響を受けるのが中国で資料の原材料「小麦」をウクライナ産に頼ってきたからだ。肥料が不足すれば穀物の収穫量も減る。習近平が自国優先で食料争奪に走ることは自明。ロシア・中国発世界大戦の様相を呈してきた。