岸田の腹が試される

TPP(環太平洋経済連携協定)の閣僚会議が今月半ばにニュージーランドで開かれる。そこで英国の加盟が決定して12カ国体勢になり、そのあとは中国と台湾の扱いが焦点になる。目下、シンガポールとマレーシアの2カ国だけが中国加盟を歓迎しているが、あとの9カ国の切り崩しに中国は躍起になっている。狙われているのはニュージーランドやオーストラリア、南米組で、手を変え品を変え画策をしている。
この先、加盟申請中の台湾を認め中国を排除したら面白いコトになるのだが、アメリカ不在の協定にどこまで日本がリードできるのか、また一つ、岸田の腹が試されている。