岸田 支持率 激落

岸田内閣の支持率、共同が6ポイント、毎日は12ポイントも激減した。理由に①長男の更迭が遅かった55%、②マイナンバーカードの利用拡大に不安76%など挙げられるが主要政策「少子化対策」の評判がすこぶる悪い。政府案で少子化は改善しないと思っている人が何と78%に達していた。岸田は「異次元」の少子化対策に挑戦するとぶち上げたが財源のあてもないまま異次元と言ってしまった。原案の児童手当の拡充には2兆円ぐらいかかるが効果は薄いことは誰もが感じている。マイナカードと同じくお金をばらまけば解決につながると考える薄っぺら岸田官邸の思考パターンが問題なのに気付いていない。そのマイナカードは官邸も総務省もごく最近まで「9千万枚以上のカード発行枚数と比べればミスはごくわずかで全体の99%は大丈夫だ」と問題の本質を著しく欠いた。官邸の危機管理能力に加えて政策への洞察力・創造力が欠落している。だからもはや救いようがないと云うこと。