解散権を弄んだ岸田

岸田文雄、6月13日に開いた記者会見でニヤッと笑いながら「情勢を見極めたい」と解散総選挙を示唆したが、その2日後15日には一転「今国会での解散は考えていない」と。岸田のG7を追い風に解散総選挙に打って出る思惑が、長男の不謹慎行動、ナンバーカードのトラブル続出、公明党と対立などあって支持率が激減し解散どころではなくなった。そもそもが衆議院議員の任期は折り返し点にも達していないにも関わらず600億円も掛けて選挙に臨む理由はどこにもない。宏池会のこ狡い打算は今に始まったことではないが、解散を匂わせ弄んだ結果は政治の劣化を一段進めただけだ。お粗末 !!