北極海を経由して日本から欧州まで新たな光海底ケーブルで結ぶプロジェクトが始動した。総工費は1500億円で３年後（2026年）の運用を目指すと云う。
世界のデータ通信量は動画やＡＩの利用が増えて15年後には現在の30倍ほどになると試算されている。しかし昨今の国際情勢からしてロシアや中国の近くを通るケーブルでは危険が伴う。また大規模なデータセンターをより北に設置して冷却電力を減らしたり風力や太陽光といった再生可能エネルギーの活用が出来る。さらに北極海ルートは現行より20％以上の高速化が見込めるらしい。何にしてもロシアや中国から遠く離れることは大変結構なコトだ。