核軍縮 vs 核抑止

G7は核兵器のない世界を「究極の目標」としながらも核兵器の役割について「防衛目的のために役割を果たし、侵略を抑止し、戦争や威圧を防止する」と核抑止力の正当性を主張した。当然ながら反対派は「核兵器が有用とはとんでもない。有害の極みで廃絶しなければならない」と相変わらずの主張を繰り返す。理想・夢想を語るのか、世界の現実を直視するのか。よりにもよって日本はロシア、中国、北朝鮮の核兵器に囲まれている。聞く耳もたないこの無法者にどう対峙しようというのか、名案がある分けがない。