ベートーベンも肝硬変

ドイツの人類史科学研究所など国際研究チームはベートーベンの髪の毛からDNAを抽出、全遺伝子を解読したと発表した。遺伝子の中には肝臓病のリスクが高くなる因子が見つかり、極度の飲酒からB型肝炎による肝硬変を発症していたことや進行性の難聴や腹痛、慢性的な下痢にも悩まされ、結局、晩年の大量の飲酒から肝硬変が直接の死因だったことも判明した。