アミロイドは怖い

アントニオ猪木さん79歳の死因は「全身性アミロイドーシス」という初めて耳にした病名だ。アミロイドという物体が肝臓で作り出され、それが全身に巡って様々な臓器に付着、機能障害を引き起こす難病だ。初期症状は全身の倦怠感、体重減少、貧血症状、むくみに始まって、心臓、腎臓、大腸小腸、末梢神経など全身に障害が広がり平均余命は13ヶ月。治療法は抗がん剤による化学療法と骨髄移植だが効果的な治療法予防法は見つかっていない。
この「アミロイド」脳だけに沈着する病気が「アルツハイマー病」だ。