国語力の低下

今さらながら、パソコンやスマホの影響で「漢字を書くチカラ」や「長い文章を読むことが減った」など、国語力が急激に衰えている実態が文化庁の調べで分かった。一方でドラマなどの影響から「ふっちゃけ」や「なにげに」などの新造語や例えば「姑息」を本来の “一時しのぎ” の意味から外れて “卑怯な” の意味に使う使い方の間違いも多くなったと云う。またコロナ渦に乗じて「おうち時間」「黙食」などの新語も広く流布した。文科省は英語教育にチカラを入れるが「日本語=国語」を疎かにしていないだろうか。文科省自体のチカラも衰退していると見えてならない。