福島第一の廃炉作業で、原子炉建屋全体を水槽のような設備で覆って水没させたうえで、溶けた核燃料を取り出す案を検討しているようだ。確かに「水」は放射線を遮へいするには好適で作業の安全性を高められる。ただ世界初の前例のない超大規模な作業になりコスト面を含めて実現の可能性は見えていない。
政府が発表した再稼働計画の中に柏崎原発6・7号機が含まれたコトで、地元の反対派はさっそく阻止の気勢を上げた。そして県の技術委員会が全くストップしたままで最終報告のメドが立っていない。東電の自業自得とは云え、泉田の反原発県政と委員会設置に同意した東電前管理者の弱腰が今なお尾を引き続けている。