沖縄県知事選(9月11日投開票)に3名が立候補した。統一教会問題で逆風が吹く中で辺野古移設を容認する与党系が勝てるか、結果は岸田政権にも大きな影響を及ぼす。まず中国におもねる現職知事は問題外。下地幹郎は沖縄リーゾート開発で汚職事件に連座し維新を除名されているからこれも問題外だが与党票がどれだけ流れるか。
沖縄県知事選にはドロドロの歴史がある。2014年の選挙では辺野古移設阻止と本土との対峙を主張する翁長雄志を国会野党議員が大挙して応援、自民系候補に圧勝した。しかし任期途中で急逝。現職玉城デニーは弔い合戦で挑み知事の座を得た。問題の多い玉城だが地元紙「沖縄タイムス」「琉球新報」とも玉城支持に回っている。沖縄県は総じてマスコミに操られた県民意と云っていい。政府の基地対策は一部の既得権者が潤うだけの「沖縄コンフィデンシャル」と呼ばれる所以だから、まあオリンピック事業と一緒で基地に絡む黒い霧は跡を絶たない。
8月 30
2022
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