今更だが、新型コロナウイルスの流行は中国武漢市「華南海鮮卸売市場」が起源だとする研究結果を米国の二つの研究チームが科学誌「サイエンス」で発表した。ウイルスの遺伝情報の解析などから市場のエビ売り女が発症第一号で2019年11月中旬であることを突き止めた。そしてSNSの位置情報から感染の広がり方を推定。次第に市中に広がっていく様子を捉えた。
中国当局は2019年12月31日「原因不明の肺炎患者が27人いる」とコロナに言及なく発表しているが、実際のところ、市場と武漢市全体を封鎖したことからもコロナウイルスであることは承知していた筈だ。中国当局の放漫で遅々とした対応が世界中へ拡散した元凶だ。習近平中国の責任は誠に重い。
8月 08
2022
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