EU各国はスマートフォンやタブレット端末など電子機器の充電器の端子をアップルの「ライトニング」端子は排除し「USB-C」に統一することを決めた。タイプCは充電やデータの入出力のほか映像出力もでき多様な用途が可能で利便性も高まる。が、安価で粗悪な製品も多く注意が必要だ。
Appleは本体の薄さを重視しているためLightningの方が薄い上にUSB-Cよりもしっかり接続できる。ただAppleは目下、無線充電器の普及を図るなど独自規格を進める傾向が強く、それを嫌ったEUが先手を打ったとも考えられる。またApple製品はほとんどが中国で組み立てられていることから機密漏洩が問題視されたかも知れない。この先、日本国内の規格統一が進むかどうか注目しよう。
6月 15
2022
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