日米首脳会談で岸田がどこまでハッキリと注文を付けたのか、その舞台裏が次第に明らかになってきた。
・・・岸田首相がこだわりを見せたのが韓国への向き合い方だ。首相はいわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題を抱える韓国について国家間の合意を無視してきた過去の経緯を挙げながら日韓の関係改善に前のめりになるバイデンを説得。「あなたは副大統領の時に日韓合意に賛成していた。その後に何が起きたか知っているはずだ」と韓国側に問題解決の責任があると、前のめりになる米側に念押しをした。翌日のクアッド首脳会合でバイデンが協力国に言及した際、ASEAN諸国の名前は挙げたが韓国の名前はなかった。日本で韓国名を挙げるコトに躊躇があったのではないか。一方で中国が台湾に侵攻した場合に軍事的に関与するか記者に問われ「イエス。そういう約束だ」と確信的失言をした。「台湾有事は日本の有事」という説得にもしっかりと反応してくれたのだろうと日本政府筋は安堵した・・・そうそうこの先、中国が「核心的利益」などと嘯(うそぶ)いたら、こちらは「確信的反証」とでもやり返そうよ !!
5月 27
2022
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