政教分離とは国家による統治を目的とした宗教への弾圧を防げず信教の自由が確立しなかった反省を踏まえ宗教を国家権力の手の届かないところに分離するコト。これはこれでいいのだが、その後は逆に宗教側が政治に近づいた。創価学会が公明党を、幸福の党も政党を作った。立正佼成会は民進党→立憲民主の選挙マシン化した。神道政治連盟、全日本仏教会もそれぞれ数人を国会に送り込んでいる。
さて直近の憲法改正世論調査ではロシアや中国の覇権に危機を感じて賛成が反対を遙かに超えている。しかし公明党は頑として「憲法改正、特に9条の変更は必要ない」と乖離が甚だしい。宗教政党のポピュリズムに走る傾向はどこの国も同じだが公明党はまさに宗教的狂信的に酷すぎる。「軍隊を持たずに戦争のできない国でいれば平和になる。平和とは絶対に戦わないこと」などと云うプロパガンダに毒された宗教政党が国を滅ぼす元凶かも知れない。
5月 21
2022
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