標的となった北海道

ロシアの左派党首が「ロシアは北海道を領土とする権利を持っている。その理由は ”北海道は日本領” とした1855年の日露和親条約はまったくの誤解で、そもそも北海道に住んでいたアイヌ民族はウラジオストクやサハリン、カムチャツカと同じ民族だからだ」とまたトンデモ発言をした。まさかこんなバカげた発言に反応したワケではないだろうが、自民道連は党本部に「ロシア脅威に対する北海道防衛強化」の要望を行った。曰く「北方領土返還の交渉を目指し日本政府は一貫して宥和政策を推進しロシアを軍事リスクとしてみなさないよう配慮を続けてきた。しかしウクライナでの殺戮、北方四島での軍事訓練、中国の不動産買いあさり、さらに両国とも艦隊や潜水艦による周辺域で示威活動、等々の標的となった北海道の防衛力強化は急務である」と。確かに東シナ海などの南西地域には注力だけは注がれてきたが「平和ボケ日本」の北方域防衛は議論さえなかった。薄汚い火事場ドロが何をしでかすか分からない。だから陸海空、三軍の自衛隊拡充強化は当然なコトだ。
今度の観光船事故、知床半島周辺が抜け穴(海保)だったことも露呈したではないか !!