プーチンとロシア兵のあの残虐性は一体どこから来るのか? いろいろ読みあさっているが一つ分かったことがある。それは王政時代からソ連・ロシアに至るまで「封建時代」がなかったからだという説明だ。封建システムとは主従の関係だから主は従の民意を十分に知る責任がある。一方、従(ロシア軍)も主の意向の範囲内で勝手な振る舞いは許されない。だから中世さながらの残虐性がプーチンとロシア軍双方にあると云うのだ。特にプーチンはエゴと所有欲に支配される人物だ。「民営化」という詐欺行為で国民を欺き、国民の財産資産であるエネルギー資源を腐敗した数人の新興財閥(オルガルヒ)と共に私物化して莫大な財産を得た。どうやら将来の世界史は「プーチン政治とは中世の残虐性と現代資本主義のどん欲性を掛け合わせた最悪の時代」と記すことになりそうだ。
5月 02
2022
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