日本企業 経営者のモラル

ロシアに進出した各国企業は早々に見切りをつけて脱出や事業停止をする中、「ユニクロ」代表柳井正は「衣服は生活の必需品。ロシアの人々も同様に生活する権利がある」と事業継続を表明したが、この発言直後から批判が集中して炎上、事業停止に追い込まれた。(ユニクロは中国のウイグル人権問題でも同じ間違いを犯していた)この一連の大批判に遅まきながら「資生堂」や「シャープ」なども事業停止を発表した。
日本からロシアへ進出した上場企業は168社あり4月半ば時点で事業停止や撤退を決めた企業は36%60社となったと云うが、総じて「日本企業の経営者は地政学リスクへの意識があまりに低い反面、利益への執着が強すぎる」と世界の目は厳しい。そんな最中に、吉野家の常務企画本部長伊東正明 49才は「田舎から出てきたばかりの若い女の子を生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらうようになれば絶対にもう吉野家には来ない」などと発言、直ちに解任された。NHK「COOL JAPAN〜発掘 ! かっこいい日本〜」は日本の日本人のいいところだけに焦点を当てて褒めちぎる番組だが、お恥ずかしい姿が相次いでいずれはこの番組も中止に追い込まれるだろうな。