脳内スイッチ

スイスの科学者が考案した「ネッカーの立方体」と呼ばれる有名な図形。この透視図を見ているとまず上から見下ろした図に見え、しばらくすると下から見上げた図にも見える。あいまいな図形を見たとき、脳はある解釈から別の解釈に勝手に切り替える「知覚の変化」を起こす。モノは眼ではなく140億とも云われる脳細胞の多くが関わって見ているということに他ならない。この脳内スイッチは性格判断に利用される。上の絵から女性の後頭部が先に見えたら好奇心旺盛で物事のポジティブに見る傾向がある由。決断するときは慎重且つ細かいところまで気を配ると。一方、口ひげの老人が先に見えら忠実で信頼でき頭脳明晰。誠実かつ正直で周囲のリード的存在だが完璧主義者で常に最善の方法を見つけようとするため多くのストレスを抱え易いと。