ロシア外務省は日本の対露制裁に強く反発して平和条約締結(北方領土返還)に向けた交渉を無期限停止すると発表した。この前に、北方領土に中国や韓国からの資金拠出を促す呼びかけも行った。要するにプーチンは初めから返す積もりがサラサラない中で日本は血税を6〜8千億円、民間資金を足したら1兆5千〜2兆円とも云われる無駄金を投じてきたわけだ。これひとえに安倍晋三と外務省の甘い見通しに因る。前にも書いたが外務OB東郷和彦は「外務省には対ロシアのインテリジェンス多くの専門家が在籍する」と胸を張るがとんでもない。野党は厳しくこの責任を追及したらいいのにこれまた追求する問題意識も気力もない。尖閣・竹島、いずれも日本の軟弱外交がもたらしたものだ。永田町と霞ヶ関は猛省せよ !!直近では欧米がロシアにリース契約で貸し出したボーイングなどの航空機が「接収」されて戻らない事態が起きている。この契約には日本のリース会社三井住友フィナンシャルグループ、オリックス、東京センチュリーなどが関与していてこれまた3千億円超の損失を被りそうだ。自業自得だが、とにかくロシアと中国それに韓国には絶対に関与しないに限るのだ。