ことし5月29日の新潟県知事選に片桐奈保美氏が「脱原発」「再稼働絶対阻止」を掲げて立候補を表明、立民、社民、共産が支援すると云う。氏は東電説明会に毎度出て来て声を荒げ執拗に会社を糾弾していたが、イシカワ(住宅建築)の副社長で県経済同友会の副代表だったとは知らなかった。
「ロシアがチェルノブイリや稼働中の原発を占拠した無謀は北朝鮮を刺激して柏崎原発攻撃もあり得る」との主張は一理あるが、県政は原発問題だけではない。地域をどうしたいのか、コロナ渦からどう復活させるのか、広範な問題解決の方策を示さなければ知事は務まらない。昨年秋の花角知事に対する評価は”ある程度評価する”を含めて56%弱。自民公明だけでなく野党の支持層からも一定の支持を得ている。現職有利の中で、片桐氏が冷静に分かりやすく論理的に論戦を挑むのか、注目しよう。
3月 22
2022
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