分断する韓国社会

韓国の大統領選挙は保守系が僅差で勝ったが「世代」と「地域」で激しい分断社会が剥き出た。まず世代別では総じて高齢者は保守系を若年層は革新系を支持するが20〜30代は無党派層が圧倒的に多い。当初、急騰する不動産価格に不満の無党派(若者)が保守系に流れると思われていたがフタを開けると保守系候補が女性票取り込みに失敗してほぼ拮抗、これが僅差の原因になった。地域別では東側の慶尚道は保守系、西側の全羅道とソウルを含む京畿道は革新系が相変わらず強い。ただ文在寅の5年間でこの東西分断意識はさらに強まった。ともあれ大統領に誰が就こうと約束を守らず恨み辛みの国民性は永々に変わらない。あとは文在寅はどのように塀の中に堕ちていくのだろうか?