狂人プーチンの頭の中

旧ソ連邦と現ロシアの版図を知りたくてやっと見つけた地図だ。
旧ソ連邦は15の構成国で成り立っていた。そこからまずバルト三国(リトアニア・ラトビア・エストニア)が離脱。残りの12の構成国は新たに緩やかな共同体(CIS)を発足させた。しかしウクライナはこの憲章を批准せず、トルクメニスタンやロシアが大嫌いなグルジア、さらにベラルーシ(今はプーチンの傀儡政権だが)やアルメニアなども次々と独立国として国連加盟を果たした。だから地図の青色は共同体から離れた国々で、プーチン治世はピンク色のロシアだけに狭まった。そこで旧ソ連邦の再構築を夢見る強権プーチンはウクライナ領内だったクリミア半島を併合。この時点でウクライナ全土もいずれは掌握する計画を練っていた筈だ。いまや領土拡大の権化となった”狂人”プーチン。東シナ海、南シナ海、台湾を狙う習近平も同じ類い。