認知症の発症に関わるとされる「タウ」というたんぱく質が脳の中に蓄積する仕組みの一つを東大や理研などの研究チームがマウスを使った実験で解明した。「タウ」は水の流れに乗って脳脊髄液の中に移動し、その後、排出される。しかし水を通す働きがある「アクアポリン4」というたんぱく質をなくしたマウスでは「タウ」が正常に排出されず脳内に多く蓄積し脳が萎縮する。これが認知症発症の一因であることが分かったと云う。研究チームは「タウ排出の仕組みを刺激できれば認知症の治療法や予防法の開発につながるだろう」と話す。朗報であって欲しいが?
3月 02
2022
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