中国の統計数字が信用ならないことは世界中が承知している。さて、日本でも国交省が国の基幹統計「建設工事受注動態統計」を書き換えていた。国内総生産（GDP）に影響する重大問題で国の信用を失墜させた。中国同様に三流国家になり下がったのだ。２年前、厚労省の労働統計インチキで反省した筈なのに… !!   国の数字が信用できないということは日本人口1億2千万人も実はうそかも知れない。コロナ感染者数だって本当のところは分からない。日経によると政府統計を｢信用できない｣という回答が80％に達しているらしい。なぜこうも不手際が続くのか。政府内で統計データを分析するプロフェッショナルがあまり評価されないのが原因の一つと指摘されている。海外主要国の政府は経済分析の担当部署に関連する博士号や修士号を持った専門家がいるのがふつうだが、日本の官庁ではそうした専門性を持つ人材は皆無に等しいと…