国見 小嶺監督が亡くなられた

全国高校サッカー選手権で6度の優勝に導いた長崎国見高校小嶺忠敏監督が亡くなられた。76歳、肝不全とあったのでますます気になる。肝硬変から肝ガンまで進んでいたのだろうか。チームの全国遠征は自費で購入したバスを自ら運転、そんな生活を十数年続けておられたのだから肝臓も傷むはずだ。
先生には3度ほどお会いしている。新潟で夏に行われていた「サマーサッカーフィスティバル」は新潟工業沢村先生が主宰、名だたる高校サッカーチームが全国から集まっていた。どの高校も夏休みは3年生が卒業したあとの新メンバーでチームが組まれ、試行錯誤をしながら実戦経験を積む時期だからだ。やがて沢村先生の依頼を受けて特に強豪の8チームによるトーナメント「日本海ユースサッカー大会」を企画。小嶺監督率いる国見、武南、帝京、静岡学園、東京暁星などの有名校が情報探り合戦を繰り広げた。夜は「監督会議」と称して連夜の飲み会となり、サッカーに疎い小生でも楽しい宴席だった。
小峰先生はそれほどお酒に強いとはお見受けしなかったが、隅でニコニコと新潟の夜を愉しまれていたお姿を思い出す・・合掌・・