コロナウイルスが変異した「オミクロン株」が猛威を振るいだした。オミクロン株は人間の細胞に結合するウイルス表面の突起部分だけで32か所もの変異が発見されていて、ヒトへの侵入のしやすさや免疫の攻撃の回避に関係する部位にもあったと云う。
ファイザー社は従来のワクチンの有効性を検証中でまもなく結果が分かる。もし効かないとなれば独製薬企業ビオンテックと共同で対応する新ワクチンの供給を100日以内に始めると云う。となればワクチン接種は最初からやり直しに。問題はやっぱり世界保健機関だ。今度はこの強烈な変異株の命名にギリシャ文字13番14番を飛ばして15番目の「オミクロン」を使った。この背景には14番目が「グザイ」で習近平名字である「習」の英語表記「Xi」と同じためらしい。こんなつまらない配慮がかえって中国と新型コロナウイルスの関係を証明しているようなもの。姑息な手段が徒(あだ)となる・・・
11月 30
2021
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