ここへきて世界は北京五輪の「外交的ボイコット」との声が高まっている。中国の人権問題を理由に選手団とは別に政府関係者を一切派遣しないというものだ。ところが日本といえば「日本は日本の立場で物事を考えていきたい」の一点ばり。東京五輪では組織委員会会長森喜朗の女性蔑視?発言を気にするあまり早々に更迭していたではないか。なでしこジャパンが片膝をついたこともただのパフォーマンスだったり、森への批判がただの“森嫌い”に由来する感情的なものだったりしたらそれこそ人権軽視も甚だしい。信義にもとる。そしてさらに女性プロテニス選手の拘束など人権問題はますますエスカレートしているではないか。あろうことかIOC会長バッハは例によって中国政府を阿り、問題の火消し役に廻るなど不明朗な言動をする。どれほどのカネがオリンピック委員会に流れているのか、中国政府同様にIOCも問題だらけ。
外交的ボイコットなどと生ぬるいことではなく選手派遣も中止にしても文句は出ない。しっかりしろよ、岸田政権・・・
11月 24
2021
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