これまで近しい人の仏事には時の花を決めて懐かしむようにしてきた。例えば母方婆さんは7月に亡くなり紫の桐の花が満開だった。叔母の時は10月でコスモスが一面に広がっていた。 さて春江には適当な花が見当たらず思案のところ、葉の陰に隠れて目立たない「吉祥草」を見つけた。花が咲くと幸運が舞い込むというし、別名「観音草」だから名前も花の形状もいい。以降、春江の花にしようと思うが、これまで放ったらかしだったから少し手入れをしないと・・・