日本国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は確たる理由が分からないまま1日あたり500人以下まで減少。8月20日には2万5000人超を記録していたからピーク時の2%にまで減ったことになる。
日本はワクチン接種の開始時期こそ諸外国に遅れを取ったものの今では人口の約65%がワクチンの2回接種を終えておりこれが新規感染を食い止めたかも知れないが、もともとデルタ株は急速に感染拡大する特性をもつが収束も早い。この波がインドや日本で起きたのではないかと指摘する研究者が多い。政府はあの手この手で経済再建を掛かるようだが年末年始には忘年会など酒席が続きがちとなり気を抜いたら再発要因になりかねない。
もう一つはやっぱり中国のこと。日中戦争の発端となった盧溝橋事件発生と同じ日時7月7日夜に新製品を発表するとの広告をインターネット上に出したことで批判が殺到。ソニーは広告削除と謝罪に追い込まれていたがさらに北京市場監督管理局は罰金1780万円を科した。
盧溝橋事件とは1937年に日本軍が北京郊外の盧溝橋近くで演習中に銃撃を受けたなどとして中国軍を攻撃。8年間に及ぶ日中戦争のきっかけとなった事件だが、84年の経って未だにこんな理不尽を押しつける中国に頭を下げる日本企業のあさましさに腹が立つ。