ノーベル 医学生理学賞

てっきり「mRNAコロナワクチン」を開発したカタリンカリコ教授が選ばれると思っていたが残念。日本人受賞者もなかった。博士が関わったワクチンは40億人もの人たちに投与され絶大な効果を上げていると云うのに。しかし博士は既に次の研究に取り掛かっている由。mRNAを使ったガン治療薬だ。免疫を活性化するなどの働きがある「インターロイキン12」や「インターフェロンα」など4種類のたんぱく質の設計図となるmRNAを開発、既にマウス投与の段階では20匹のうち19匹でがんが縮小し40日以内にほとんど消えたが残り1匹のがんは逆に拡大したと云う。人間に効果があれば画期的なガン治療になる。この調子ならmRNAによる線維化阻止(肝硬変)の治療薬も開発されるかも知れない。小生には間に合わないだろうが・・・