総裁選 サル社会に学べ

日本動物行動学の草分け日高敏隆先生のお弟子さんでエッセイスト竹内久美子による「動物行動学から見た自民党総裁選」を面白く読んだ。その趣意・・・
リーダーお座をめぐるオスたちの争い、まずはケンカの強さがものを云うが、時として2番と3番が同盟を組んで1番を倒すなどの権謀術数もある。しかし百頭ちかい集団のリーダーになるにはチカラを誇示するだけではダメで、弱きを助け強きをくじく”人格”が絶対条件になる。さて、自民党総裁選は岸田文雄、高市早苗、河野太郎、野田聖子が名乗りをあげているが、さしあたりケンカの強さに相当するのが国会議員票と党員票だろう。しかしサル社会のリーダーたり得る最大のポイントが〝人格〟であるように、自民党総裁にも「人格」を何より求めて欲しい。さらに人間社会の場合は「政策」という他のどんな動物にもあり得ない要素が加わる。私は、新しい自民党総裁(日本国総理大臣)には人格と政策によってリーダーが誕生することを願っている。ニホンザルもチンパンジーも最終的には〝人格〟でリーダーを決めているのだから・・・
そうそう人格品格欠落者が一人いや二人いた。これを選んだら鳩山・菅の民主党政権二の舞になりますぞ。サルにも劣る自民党になりませんように !!  しっかりしてください。