やっと専門家が声を上げた

先日、外務大臣茂木敏充と外務省の歴史的失態を書いたが、下條正男氏(歴史学者、拓殖大学教授)はもっと鋭い指摘をしていた。曰く、
日本の危機管理能力の脆弱さがアフガニスタンでの関係者退避問題で再び露呈した。特に外務大臣以下、外務省のしくじりは目に余る。これはコロナ禍に続く失態で、国民は国家としての日本の凋落を目撃してしまった。だがそれよりも驚きだったのは失政が続いても日本国民には不満を伝える術がないことだった。これが韓国や中国なら国民が広場を埋め尽くしていたはずである・・・
もっともな指摘だがもう一つマスコミにも責任がある。「菅の辞任」に目が眩んで、菅+茂木+岡田(アフガン大使)の責任追求、ジャーナルを放棄しているのだ。日本国と日本人をこれほどまでに貶め国益を著しく損ねた事案は早々ないにも関わらず・・・