日本最大の政令市の横浜市長選挙は立憲民主党推薦の横浜市立大学元教授山中竹春が当選した。これで菅が推してきた統合型リゾート計画は頓挫(大変結構なことだが)すっかり求心力を失って衆院選前に退陣も十分あり得る。
ただ山中竹春には兼ねてから醜聞が多く、選挙戦で訴えた「コロナ専門家」は真っ赤な噓。医師でも医学者でもなく医療統計を行う大学教員に過ぎない。いずれは虚偽事項公表罪(公選法235条1項)に問われるだろうし、学内パワハラの首謀者でもあり早々に「市長不適格」の烙印を押されるだろう。結果、横浜市の混乱を招き、立憲民主党への市民の淡い期待は裏切られて、自公政権に替わる「政権の受け皿」の儚い夢は消え失せる。いち市長選挙の結果とはいえ、推薦した立憲民主党にもいいことは一つもない結果となったのだ。
8月 22
2021
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