五輪の最中、映画のような話が韓国で起きていた。
韓国で文在寅を支持する団体4名が北朝鮮のスパイ容疑で摘発された。押収されたUSBメモリには①大統領選挙で文在寅が有利になるよう地下工作をせよ。②米朝会談決裂後に反米感情を拡散せよ。③日本が輸出管理を厳格化したので反日感情を煽り日米韓の分断を画策せよ。④前検事総長尹錫悦(来年の大統領選に出馬予定)を辞任させ政界から葬ること…など北朝鮮の指示が80項目もあったと云う。
文在寅がスパイ活動捜査を警察に移管する前に韓国情報院が摘発に踏み切り能力の高さを喧伝する政治的意図もありそうだが、ともあれ大統領の近いところからスパイが出た、が、驚くことに韓国内ではたいした騒ぎになっていない。反日関連のことなら寝ても飛び起きて騒ぎ立てるのに、自国の大統領とスパイ容疑者の関係にはほとんど興味を示さない。とある政治学者は「本来一番怒りを注ぐべき重大事件に無頓着無神経でいられるのは、亡国の前兆 “精神的堕落” 段階に入ったのだろう」と・・・
8月 20
2021
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