米国がアフガンから撤退を決めたのは「アメリカファースト」を掲げたトランプだからバイデンを責め立てることは出来ない。バイデンはそれを冷徹に実行した。結果、同盟国友好国では米国への不信が再び募り始め、中国が勢いづく。現に中国共産党機関紙は「台湾の将来の運命の前兆を示しているのではないか」とあからさまな表現で台湾に警告、米国の後退を機に中国がキバを剥くことは南シナ海然り、数々の歴史的事実が残る。
台湾では有事の際に最大の後ろ盾となる米国の信頼性を疑問視する論調が出て蔡英文総統は台湾内部の団結と自主防衛の決意を述べた。一方で台湾海峡の平和に言及した日本の菅は自らの頭のハエを追うことに精一杯でダンマリを続ける。もはや「日米同盟があるから大丈夫」などとは云っていられないのにだ。いよいよ尖閣が危ない。
そんなタイミングで、防衛省は小中学生向けに「はじめての防衛白書」をHP上に掲載した。中韓よりの議員や野党は反対するだろうが書店販売や学校配布をしたらいいのに・・・
8月 24
2021
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