五輪開閉会式の演出は30点

五輪終了の落ち着いたところで、開閉会式の演出進行について内外の舞台専門家は「飽きさせないスピードも壮大なスペクタクルも一貫したストーリーも足りなかった」と口をそろえて酷評。まず最悪は橋本聖子とバッハの挨拶が異常に長く二人で20分も使っていたこと。ドローンダンスとピクトグラム実演だけは高評価ながらあとは総じて「スケール感がなく説明不足で、歌舞伎に木遣りにジャズが絡むなど支離滅裂。ショーにあるべき一貫したストーリーの流れがなく説明もない。長島さんが出てきても世界は「いったい誰なの?」となる。唐突感、失望感だけが残った。開閉会式は総じて世界に恥をさらしてしまった。誰が責任を取るんだろう?  NHK中継も拙かった。司会MCのカミが酷く、中継音声のパッチ切り替えで音楽途中でも極点に音量が変わったところが4箇所はあった。三瓶アナはリオでも失敗していた筈。それこそもっと相応しい方がいただろうに。まあNHK中継も含めて30点。