肝硬変の線維には2通りありひとつは退行性の線維。肝炎の原因が消えて肝炎が治り時間が経つと太く幅の広かった線維が収縮して細くなり溶けて消える線維がある。このように収束消退に向かう線維を退行性線維と云う。一方、同じ肝硬変でも線維化が拡がり続ける進行性線維があり、単なる組織検査でなく、それぞれを見極める必要があるというのが最新知見で出てきた。つまり肝硬変で固まった偽小葉は元に戻らないが、線維が溶けて血流が良くなることにより肝機能は正常近くまで戻るとの可能性があると云うのだ。こうなると一度、肝臓専門の最新病院で生検を受けて組織検査を見極めて貰う必要があるかも知れないが、いや知ったところでこれも寿命、とに内臓脂肪を減らすことに専念するしかない !!
8月 06
2021
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