民主主義が問われている 西村発言

西村康稔が「休業要請に応じない飲食店に対して金融機関からの働きかけを要請する」と発言した問題は大の大問題だから改めてしっかりとメモをしておく。
そもそも目的達成のため手段を選ばない発想が自民党官僚の中にあること自体が驚きだ。これでは中国共産党が香港統治に取る強権政治と何ら変わらない。菅義偉は会見で「西村大臣はこんなことは絶対に云わないはず」と逃げたが、西村発言は現に万人の記者会見で話したこと。なぜ記者たちは「カメラがしっかり撮っている」と突っ込まないのか。これでは菅の怖さに怖じ気るソンタク取材ではないか。「西村の辞任コール」が起きないようなら日本の民主主義はたいしたコトはない。英国はじめ多くの国なら即刻辞任になるはずだ。小池百合子も「西村さんの気持ちは分かる」と擁護発言をした。これも同罪だ。こんな統制論者が国を都を動かすなどトンデモない。だから菅政権の不支持率は読売でさえ53%を超えた。毎日に至っては59%超だ。