中国資本に牛耳られるハリウッド

全米公開のアクション大作「ワイルド・スピード」第9作に出演している人気プロレスラー兼俳優のジョン・シナ氏が台湾を「国」と発言したところ中国世論が反発。シナ氏は中国のソーシャルメディア上で謝罪したが、中国のファンからは「台湾は中国の一部だと明言しない限り、謝罪を受け入れない」と追及されたという。一方、ポンペオ前国務長官はツイッターで「中国共産党に屈するとは」とシナ氏の行動を批判した。巨大な市場である中国の意向に配慮せざるを得ない米映画界が中国政府の圧力で作品の描写を中国寄りに改変する事例はここ数年、枚挙にいとまがないと・・・アカデミー賞はもはや中国共産党映画賞に成り下がった。