縄文遺跡群が世界文化遺産に

北海道、青森、岩手、秋田に点在する縄文遺跡群が「世界文化遺産」に登録される。縄文時代は約1万6000年前に始まり稲作が本格化する弥生時代まで1万年以上続いた。農耕に移行せず狩猟などを基盤としたまま定住した縄文時代の人類の生活実態を示す貴重な物証として世界的に認められたと云うことだ。ただ三内丸山を除いて整備の遅れが目立ち、中には既に道路が貫通する遺跡もある。広範なエリアをどう魅力的に結びつけるかも課題となる。
同じく7月には奄美大島、徳之島、沖縄本島北部、西表島が「世界自然遺産」として登録されるが、そろそろ世界遺産競争は止めたらいいと思うが、如何?